先日発売された公式のタッチスクリーンディスプレイが届いたので接続してみた。
写真はあとで掲載予定だが、簡単にいうとRaspberry PIにインストールしたOSのGUI画面が 表示され、マウスの代わりにタッチ操作ができる状態になっている。タッチスクリーンとして 何か作るのでなければあんまりいらないかも。
注意ポイント
- 接続マニュアルが付属していない
- Raspberry Pi用ケースは同時に使えない(多分)
- タッチスクリーンとRaspberry Pi間のケーブルの付け方
- 同じく公式のスタンドをつけると液晶が上下逆になる
- 無線LANをつけると電力供給が安定せず液晶が点滅
マニュアル
マニュアルはオンラインショップにある1枚の画像である。これをPCで拡大して見ながら接続する。 https://cdn.shopify.com/s/files/1/0174/1800/files/how_to_assemble_the_rpi_touchscreen_display.jpg
ケーブル接続
まず最初にディスプレイリボンを接続するのだが、そのまま押し込もうとすると入らない。 Adapterボード側の接続部の黒い部分が留め金のような役割になっているので、 軽く引っ張って隙間をつくり、それから差し込む。そして黒い部分を押し込んで抜けないようにする。 以後他のケーブルを繋げる場合も全て同様。
液晶が上下逆
スクリーンとRaspberry Piを接続すると、電源挿入部分が画面下になり、収まりが悪い。/boot/config.txtに lcd_rotateを最下行に追記してあげることで起動時の画面の回転状態を指定できる。
pi@raspberrypi ~ $ sudo vim /boot/config.txt lcd_rotate=2
でもって再起動。
電力供給
電源はタッチスクリーン側か本体のどちらかに電源コネクタに接続すれば液晶もRaspberry Piも合わせて起動してくれる。 はじめ出力850mAの携帯用充電器で接続したところ、液晶とRaspberry Pi本体は問題なく動作したが、 無線LAN子機を接続した時点で安定しなくなり、液晶が一定の周期で点滅するようになってしまった。 ということで出力2Aの充電器を用意して接続したところ点滅はおさまった。
以上
とりあえずこんなところかな。問題はこの液晶を何に使うか、である。